ガムの染み抜き
公園でベンチに座ったらベチョッ!とガムが付いてしまった。そんな出先での不幸すぎるトラブルに遭った場合はどうしたら良いのでしょうか?
必死で取り除いても粘着が取れない。黒くなって来る。汚らしいし怒りのぶつけようもない。そんな時の対処方法を紹介しましょう。あっという間に取れますよ!
応急処置方法(ガムのシミ)
粘着系のシミ(ガム、瞬間接着剤、ボンド、のり、シールなど)は除光液(アセトン入り)が効果的です。スグに揮発しますが、これで殆ど落とせ、しかも早いです。
もしカバンに除光液があれば使ってみましょう。持っていない場合は知り合いの女性に借りる、もしくは100均で除光液は売っていますので探してみて下さい。
氷冷やす方法もありますが、結構時間がかかります。
ガムのしみ抜きに使うもの
「除光液」
アセトン入りを使う。アセテートには使用不可
※粘着系のシミは9割これだけでOKです。
「台所用洗剤」
普段の食器洗いで使っているものでOKです。
「液体タイプ酸素系漂白剤」
塩素系は× 酸素系を使います。
「セスキ炭酸ソーダ」
アルカリ剤です。これでパワーアップ!
「クエン酸」
最後に酸性でアルカリを中和します。
クリーニング屋さんで使っている染み抜き剤は、一般の洗剤より圧倒的に落ちやすいです。楽天で同じようなシミ抜き剤が買えますのでラクしたい方にはおすすめ!
ガムの染み抜き方法
シミ部分に「除光液」をかけ、スプーンの背など硬いもので生地を傷めないように取り除きましょう。除光液はスグに揮発するので、何度も繰り返す必要があります。
※アセテート・トリアセテートは使用不可。除光液はアセトン入りを使う。
瞬間接着剤のようなもの以外は、あっと言う間に落ちるはず。1分もかからないのではないでしょうか。とっても簡単です。
除光液だけで落ちるはずですが…
もし除光液で8割~9割ほど落ちて、あと少しだけ取れないと言う場合は、「台所用洗剤」をつけ、少しトントンしてみましょう。まだシミが残っていたら次のステップに進みます。
シミが残っていたら、そこに「セスキ炭酸ソーダ」をふりかけ、更にシミ部分に「液体の酸素系漂白剤」を大さじ一杯分ほどかけます。
セスキ炭酸ソーダはアルカリ剤です。酸素系漂白剤にアルカリの力を加え、パワーアップさせ、更に熱を加えます。ここでドライヤーでもOKですが、コップに熱湯を入れ、シミ部分にゆっくりかけ、5分~10分ほど放置させるのが楽ちんでおすすめ。
最後に、アルカリが残ったままだと衣類を痛めてしまうので「クエン酸水」をシミ部分に流し込み中和します。
しみ抜きはココで終了ですが、シミが残っていたら、セスキ炭酸ソーダを再びかけ、同じ作業を繰り返してみましょう。もしシミが取れていたら、洗濯機で洗うようにして下さい。
【重要ポイント】
家庭でのシミ抜きは、慣れている方は「落とせる」「これ以上はダメ」と引き際が分かるので問題ありません。しかし、不慣れな方は「やりすぎて生地を傷める」ケースが多々あります。
もしも、難しいと感じる場合は、無理をせずクリーニングに出しましょう。
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