皮脂汚れの染み抜き
汗は服に付いても目に見えるシミではありません。時間の経過と共に黄ばみやシミが発生してきます。この時、汗のシミと皮脂汚れも同時に存在しています。
これらのシミは時間の経過と共に頑固なシミに大変身。簡単ではありません。落ちないと思ったら無理をせずクリーニング店に依頼しましょう。
応急処置方法(シミが付いた時)
黄ばみのシミに応急処置も何もありません。洗わずに放置していた結果として黄ばんでしまったわけですので、応急処置としては手遅れです。酸素系漂白剤などを使って、しっかりと染み抜きをしましょう。
尚、体臭など気になるニオイは洗濯では完全に落ちない場合があります。消臭効果の高い消臭スプレーを持っておくと便利です。
⇒足の臭い、わきがの臭い、尿臭まで97%以上落ちる「消臭スプレーヌーラ」
皮脂汚れのしみ抜きに使うもの
「台所用洗剤」
普段の食器洗いで使っているものでOKです。
「液体タイプ酸素系漂白剤」
塩素系は× 酸素系を使います。
「セスキ炭酸ソーダ」
アルカリ剤です。これでパワーアップ!
「クエン酸」
最後に酸性でアルカリを中和します。
皮脂汚れ黄ばみの染み抜き方法
シミ部分に「台所用洗剤」をつけ歯ブラシでトントンします。ゴシゴシ擦って生地を痛めないように注意しましょう。台所洗剤だけでシミが落ちていたら終了です。もしまだシミが残っていたら次のステップに進みます。
シミが残っていたら、そこに「セスキ炭酸ソーダ」をふりかけ、更にシミ部分に「液体の酸素系漂白剤」を大さじ一杯分ほどかけます。
セスキ炭酸ソーダはアルカリ剤です。酸素系漂白剤にアルカリの力を加え、パワーアップさせ、更に熱を加えます。ここでドライヤーでもOKですが、コップに熱湯を入れ、シミ部分にゆっくりかけ、5分~10分ほど放置させるのが楽ちんでおすすめ。
最後に、アルカリが残ったままだと衣類を痛めてしまうので「クエン酸水」をシミ部分に流し込み中和します。
しみ抜きはココで終了ですが、シミが残っていたら、セスキ炭酸ソーダを再びかけ、同じ作業を繰り返してみましょう。もしシミが取れていたら、洗濯機で洗うようにして下さい。
写真付きでの説明はコチラになります。