保管付き宅配クリーニングおすすめ情報
保管でクリーニングを利用するなら、普段のクリーニング店選びより慎重に決めた方が良いでしょう。もちろん理由があります。
では、クリーニング師の目線で解説しましょう。
裏話!クリーニング店の「保管」事情
春頃になると街中でクリーニング店の前を歩くと「保管サービス」の文字を見かけます。保管サービスを実施するクリーニング店が年々増えています。
これには理由があります。
その理由は、保管はクリーニング店側にとってもメリットが多いのです。
クリーニング店は春になると繁忙期に入ります。この時期(3月下旬から4月、5月)は、クリーニング店の一番忙しい時期で、工場は衣類で溢れ、人手も足りません。
そんな中での保管は本当に有難い。
保管は急ぎではないので、スグに洗って仕上げなくても大丈夫。つまり、保管で預かった衣類は閑散期(忙しくない時期)の7月、8月に洗うことも出来ます。更に、通常料金に加え、保管料金も頂けるので売上もアップします。
要するに、クリーニング店にとって保管はメリットが高いのです。
だから注意!保管クリーニングを選ぶポイント
先ほど、「クリーニング店にとって保管はメリットが高い」と説明しましたが、ここがクリーニング店選びの重要なポイントとなります。
大切なのは…「どんな場所で保管しているか」です。
顧客側の立場で言うと、ただ単に忙しさを分散させる、売上Upなど理由で「保管」を利用されては困るのです。つまり、単に「空き部屋があるから、保管商品はそこに置いておけば良い」なんて考えられていたら、残念ですよね。
もちろん、それは詐欺でもなければ、理屈上で全く問題はありません。
※Point!
ただ、保管で預けるなら、空き部屋倉庫でなく、温度、湿度、防虫対策、遮光など、細かい点まで配慮された保管施設できちんと保管してもらいたい。
そんな店を選びたいと思いませんか?
衛生管理が悪い状態での保管は、変色や虫食いの原因になります。
保管クリーニングをしている店の中で安心な店を見つける方法としては、公式サイトや店頭で、どのような環境で保管しているか明記しているトコロを選びましょう。
ビジネス上、自社のセールスポイントは必ずPRしているはず。保管環境が整っているなら、必ず明記しています。
事実と異なる事を書いていたら、それは犯罪です。事実と異なる事を書いているのは考えにくいので、保管に出す前に、その店の公式サイトを確認するのが大切です。
例えば、リネット保管 の場合、衣類に適した温度20°C以下・湿度60%以下を基準に管理され、カビの発生を抑止されています。
また、外部から埃・塵・虫などが浸入しないように、また遮光による紫外線ダメージも防止されています。
保管は、このように明言している店を利用したい。
保管サービスのメリットとは何か?
保管は利用するお客のメリットは何か…
それは、もちろん冬服などを厚手のコート類をクリーニング店で預かってくれるので、自宅のクローゼットがパンパンにならないことが第一ですね。
また、衣類を最適な環境で維持できる利点もあります。
自宅のクローゼットは意外と虫食いが多いんです。特にカシミヤのコートなどは、穴が開いていなくても、虫の歯型、虫が歩いた跡をよく見かけます。
防虫剤は入れているだけでは効果がありません。
密閉した空間で、衣類をギューギューにすることなく入れて効果が出ます。「知ってる」と言われそうですが、防虫対策は出来ていないケースが多いのです。
更に、洗わず汚れが残っていた場合、その残った汚れと湿度でカビが生えることもあります。大切な服なら、クリーニングに出すだけでなく、大切に保管する必要があります。
だから、適正なクリーニング+保管は、安心なのです。
<高評価!保管クリーニング3選>
●ポニークリーニング
●リネット保管