正しいクリーニング店の選び方
家庭で洗えるスーツが増え、洗濯機の機能の向上、またドライマークが洗える洗剤など、以前に比べてクリーニング店への依存度も少なくなって来ています。
ところが…
①家庭で洗う事の出来ない衣類
②家庭では落とせないシミ
これらは確実に存在します。
クリーニング店を利用する機会は嫌でも必ずあります。だからこそ正しいクリーニング店の見つけ方は知っておきたい。
ここ最近では、新型コロナウイルスの関係もあり、宅急便を利用し自宅を出ずにクリーニングが出せて受け取れる宅配クリーニングが人気です。
クリーニング店を見定める目を持つ
ここで面白い業界話があります。それはクリーニングを常用している人ほど、実は衣類への愛着が少ないのでは?というもの。
つまり、クリーニングに出せば安心と思い込み、シミが残っていても、仕上がりがイマイチでも気が付いていない傾向がみられます。
もちろん!このような方ばかりではありませんが、慣れてはいけません。
クリーニング店を殆ど利用しない人ほど…
クリーニング店選びは慎重で、仕上がった服を細かくチェックするケースが多いようです。このような目線は常に持っておくべきです。
大切な服だからお金を出して洗うワケですから!
個人店とチェーン店どっちがおすすめ?
会社によって異なりますので正確な答えは出来ませんが、チェーン店の方が管理が良い場合が多いです。仮にトラブルなどがあった場合の対応もチェーン店が良いケースが多いように思います。小さな個人店は対応力に問題がある場合が多いです。
もしもトラブルになったら…、この点を意識し店を選ぶのも大切です。
仕上げの機械などは個人店よりチェーン店の方が充実していますので、最近の仕上がりは個人店よりもチェーン店の方がキレイと言う声が多くなってきています。またチェーン店の方が価格も安い場合が多いですね。
(チェーン店=大手と言う考えです)
パートさんが中心の店はプロの仕事ではない?
あのクリーニング店はパートさんばっかだから…。そんな言葉を聞いた事があります。でもパートさんでも凄い人は凄い。また個人店の職人さんと、チェーン店のパートさんと仮によーいドン!で競争しても大差はありません。
むしろ設備あるチェーン店の方が早くてキレイな場合が多く、また「手仕上げ」よりも機械仕上げの方がキレイな場合が多い。時代は進化しているのです。個人店でも、よく見ればパートさんが働いている場合が多い。要は資金力なだけで、本当はどのクリーニング店もパートさんを雇いたいのです。
良いクリーニング店の見つけ方は?
そもそも良いクリーニングって何だと思いますか?キレイに汚れを落として洗ってくれる店ですよね。お金を払ってそれをお願いしているわけですから、当然ですよね。もちろん、そこには技術力などもありますが、見た目の汚れだけ気にしてては行けません。
①クリーニング後のニオイは大丈夫?
気を付けるべきはニオイです。クリーニング店には「逆汚染」と言う言葉があって、ドライクリーニングの溶剤をキレイに浄化せず、汚い液を何度も使っている店も存在しています。それを見極めるのは、クリーニング後のニオイです。臭い店は要注意。
②カウンター周りは清潔かチェック
クリーニング業とは、人から預かった衣類をキレイに洗濯してお返しすること。キレイに洗濯する環境が整っているか?そこは大事なポイントです。さすがに工場の中まで見る事は出来ないので、カウンター周りを見て下さい。ホコリ多くないっですか?
もしホコリが多いなら、その店は掃除が出来ていません。カウンターと言えば、お客さんが目にする場所。お客が見る場所をキレイに出来ない店が、顧客の目に触れない工場内をキレイにしているとは思えません。溶剤の管理なども怪しいものです。
③仕上がった衣類がどのように保管されてるか?
お店に行くと、仕上がった衣類が乱雑に吊られているのを見かける場合があります。また洗う前の服のすぐ近くに置いている場合もあります。衛生面でこのような店は問題アリです。洗う前の服にはダニなどが付いている場合もあります。この辺はチェックしましょう。