ダウンを家庭で洗う場合の注意点は?
ダウンを家庭で洗えますが、注意点があります。
しかし、不用意に洗ってしまうと後で「しまった~」と青ざめる結果になる事があるので、洗う前に気を付けるべき点をお伝えしておきましょう。
ダウン洗いの注意点
まずダウンを洗う際の注意点を4つ紹介しましょう。
基本的にダウンのような厚手の衣類は乾くのに時間がかかります。もし汚れが残っている場合は、その汚れがジワジワと浮き出して、輪ジミを起こします。
この輪ジミは黒や紺など濃色なダウンでは分かりにくいけど…白やベージュなど薄めの色の場合は目立ちます。
要するに、白やベージュのダウンの方が洗うのが難しいのです。
では、絶対に注意すべき4項目を紹介しましょう。
①色合いが白やベージュの場合は注意
②何万円もする高額なダウンはクリーニング店へ
③ダウンは部分的なしみ抜きはNG。全で洗うべし。
④脱水の時に破裂に要注意
①の色合いに関してですが、白やベージュの場合、ダウンは水鳥の羽根を使用されていますが、羽根の中には脂分が含まれています。
これは高級品、安価品は特に関係なく、皮革製品と同じように天然の動物製品特有の特徴と言えるでしょう。
水で洗う事によって、この脂分が出て来て、それがシミになってしまう場合があるのです。比較的事例としては少ないですが、ダウンを洗うと言うのは、このようなリスクがあります。
黒や紺などの濃色の場合は脂分が出ても目立ちませんが、白やベージュと言った色の薄いものの場合は目立ってしまう事がある。
だから白やベージュのダウンの場合は、頭の隅に、このリスクを覚悟してから洗うようにしましょう。絶対に失敗の許されない高額なダウンの場合はお勧めしません。
あくまで可能性の話です。
逆に油染みが多い場合も水洗いをすることで中途半端に広がる可能性があるので、この場合はクリーニング店にお任せしましょう。
※ダウンは失敗のリスクが高いので、クリーニング店の利用がおすすめです。
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②ダウンを洗うのは、①のような事情から少しリスクがあります。
だから高額なダウンを洗ってしまって失敗した時の後悔を考えると、多少クリーニング代が高くても、やっぱりクリーニングに出しておけば良かったとなりますね。
クリーニング店の場合は、もし①で言う脂分が出てしまった場合、水洗いではなくドライクリーニングで処理をして油シミを落とすことが出来ます。
また失敗した場合、クリーニング店なら補償の請求が出来ますね。そんな意味でも、高額な衣類に関しては、信頼できるクリーニング店に任せる方が安心です。
ダウンの濯ぎ方と脱水の注意点
ダウンを家庭で洗う場合は、輪ジミに気を付けないといけませんが、脱水の時も要注意です。脱水時の遠心力で破れてしまうケースがあるからです。
つまり、すすぎの時は出来るだけ小さく固めて、脱水します。
この小さく固める時も、勢いよくすると空気の入ったダウンの縫い目が破損する場合があるので、ゆっくりするしましょう。
脱水時は出来るだけ小さい塊にします。
これも脱水時の遠心力で、ダウンの縫い目が破れる事を予防する為です。もしくは小さなネットに入れて脱水を。ダウンの中にある水、空気は出来るだけ手で絞って追い出してから脱水機に入れましょう!