花粉の季節!洗濯物の外干し重要ポイント
花粉が舞う季節は外出だけでなく洗濯にも気を使います。花粉症の方は当然ですが、花粉症でない方も無対策であれば赤信号。とにかくフェイスタオルやバスタオル、シーツや布団などは気を付けましょう。
洗濯物を干す時間帯を見直す
環境省花粉情報サイトの調べによると、スギ花粉が多くなる時間帯は、その日の気象条件や季節によって変わるものの、一般的に花粉は昼前後と日没後に多いです。
気温が上がって午前中にスギ林から飛び出した花粉が数時間後に都市部に到達するためと、上空に上がった花粉が日没後に地上に落下してくるためと考えられています。
この…まさに洗濯物を干すのに最適な時間帯こそが花粉の危険タイムでもあるのです。
洗濯物を干すベストな時間帯は?
それなら洗濯物を干すベストな時間帯っていつなのか?花粉の多い時間帯は昼前後と日没後…
と言う事は、午前9時頃には、洗濯物はある程度乾いた状態にしておきたい。理由は湿った状態の方が洗濯物に花粉が付着しやすいからです。
理想は、午前9時までに洗濯物は取り込んでおく事です。つまり洗濯物を外干しするタイミングは夜に洗い、夜のうちに干し、朝日で乾かして、午前9時前に取り込む!この流れが理想の外干しと言えるでしょう。
朝日で洗濯物って乾くの?
夜に洗って、夜に干し、朝の9時までに取り入れる…。それって本当に乾くのか気になりますね。そこで日照時間を調べて見ると、例えば3月1日の東京の日の出は午前6時10分。仮に午前9時まで干したとしても、約3時間ほど太陽の光を浴びているわけです。これなら外干しも問題なさそうです。
完全に乾いていない場合は、午前9時以降は部屋干しにすると言う考え方もアリでしょう。薄手のものは乾いているはずなので、場所もそれほど取らずに部屋干しが出来ると思います。
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ここが大事!洗濯の花粉対策
花粉の季節に洗濯物を外干しした場合、そのまま洗濯物を部屋に取り入れるのはNGです。パッパッと洗濯物を払うだけで半分以上の花粉が除去できると言われています。このちょっとしたひと手間が大事。
そして、より効果をあげる方法として「柔軟剤」を使用するのもポイント。柔軟剤を使用することで、衣類などに静電気が発生しにくくなり、余計な花粉を引き寄せにくくなります。
また、タオルやシーツに関しては花粉の季節だけは部屋干しに徹すると言う考え方もアリでしょう。花粉で悩ん出いる方は、特に枕カバーやシーツには意識したいですね。
そして洗濯物を取り入れた時に掃除機で吸い込む。ここまで徹底したら完璧でしょう。しかし部屋掃除に使っている掃除機と、洗濯物の花粉を吸う掃除機は衛生的な目線で気になります。ここは「ハンディー掃除機」が役立ちますので、花粉対策として一つ持っておいても良いでしょう。
朝の9時に洗濯物を取り込んでとか無理。そんな方も多いでしょう。そうなると選択肢は部屋干ししかないかと言えば、そんなことはありません。それなら「洗濯物保護カバー」を使ってみるのも有効的な手段。
ただし、この「洗濯物保護カバー」は、出し入れする時に花粉が洗濯物に付着してしまう事も考えられますので、必ず一度パッパッと表面の花粉を払い落としてからカバーを開け洗濯物を取り出すことを忘れずに。
最後に
花粉の季節に部屋干しをするコツを紹介しましたが、冬や梅雨の時期と同じように部屋干しの比率が多くなる時期です。部屋干しをする時に気になるのは洗濯物のニオイ。
洗濯した時の汚れが落ちきっていないと雑菌が発生し悪臭の原因となります。最近では部屋干しに適した洗剤も販売されていますが、洗剤の性能は驚くほど良くなっています。どんな素晴らしい洗剤を使っても洗い方が正しくなければ、汚れは落ちません。
正しくない洗濯の典型的なパターンは、洗濯物の量が多すぎる事です。部屋干しが多くなる時期は特に一度の洗濯量を減らし小まめに洗うように意識しましょう。そうする事で、汚れは良く落ち、ニオイも改善され、さらに乾くスピードも上がります。