ぬいぐるみの洗い方
子供が大切にしているぬいぐるみに醤油をこぼしてしてシミになってしまいまいました。急いでテッシュを水で濡らし応急処置をしたけど…。
殆どシミは落ちているように見えるけど、やはりぬいぐるみの足部分などに醤油シミが少し残り、全体的に少し醤油臭い…。そんな状態です。
ところで「ぬいぐるみ」って洗えるのでしょうか?
実は…
とっても簡単に洗えます。
ただ、ぬいぐるみを洗う場合に注意しなくてはいけないのは色です。
原色を使っているものは水で色が流れ出てしまう可能性があるので無理な場合が多い。あと厚紙などを使っている部分があれば、それも洗うのは難しいでしょう。
つまり…
自宅で洗えないぬいぐるみ
●水を使うと色が出てしまいそうな場合
●厚紙を使用している場合
この2点をクリアーしているなら、まず問題ないでしょう。
(ただし、自信が無い場合や難しいと感じる場合は、クリーニング店に依頼しましょう)
では、実際にぬいぐるみを洗ってみましょう!
使用する洗剤はエマールでOKです。特殊な洗剤は必要ありません。スーパーホームセンターで手頃な価格で買えるお洒落着専用洗剤で大丈夫。
洗面所に水を張って、エマールを適量入れて洗浄液を作ります。そして、その中に「ぬいぐるみを」投入する。
まるで入浴みたいですね。
そして手でグッグッと押して、汚れを出していきます。この時、もしシミになっている部分があれば手で優しく擦ってみて下さい。次第に落ちて来ると思います。ただし油性のインク類などは落ちませんのでご注意を。
この洗い方は食べこぼしなど食料、飲料、調味料などのシミに効果的です。
そして一度脱水して…
次は「濯ぎ」ます。
この濯ぎでは、ぬいぐるみに含まれた洗剤を落としていくのですが、ぬいぐるみはセーターなどと違って厚みがありますよね。奥までしっかり吸収されていると考えられるので、私は2回しっかり「濯ぎ」をしました。
特に今回紹介しているぬいぐるみは大きく厚手。これは1回では濯ぎ切れないかな…と感じたからです。
そして手でギュッと絞って脱水しました。洗濯機の脱水機を使っても大丈夫だとは思いますが、中の綿が切れたりしたら子供に怒られますので、慎重に手でやりました。
もし洗濯機の脱水を使うと言う場合は、10秒~20秒ほどの短時間の脱水にしましょう。
そしてお風呂場で干し、あとは乾くのを待つだけです。
ほら!簡単でしょ。
醤油の跡もキレイになくなりました。
そして最後の仕上げとして、子供が遊びなどで使っているブラシで全体的に毛並みを整えます。これをするかしないかで、洗った後の美しさが全然違います。
洗う事で部分的なシミだけでなく、全体的な汚れもキレイになりスッキリ。
今回のこの洗い方で10分か15分ほどです。
如何でしょうか?意外と簡単です。もちろんドロドロに汚してしまった汚れなどは落としきれないかもしれませんが、この洗い方で十分OKと言いうケースが多いはず。
もし、自宅で「ぬいぐるみが洗えない」と先入観で思ってしまっているなら、そんな事はありません。ぜひ!一度トライしてみて下さい。
ただし、色が出ないか?紙など使われている部分は無いか?その点は再確認してくださいね。