超簡単!マジックや蛍光ペンのシミの落とし方
子供服は汚れの宝庫。洗っても洗っても汚して帰って来ます。前にもこの服で染み抜きをしたなぁ~と思いつつ…今度は背中に付けたマジックのシミ。
マジックのシミなのか?蛍光ペンのシミなのか?でも蛍光ペンは持っていない。でもよく見れば、背中なのでお友達のペンが付いたのかもしれません。
とにかく黄色いインク系のシミが背中に付いていました。
このシミは普通に洗濯しても落ちません。かと言ってクリーニングに出すのも勿体ない。と言う事で、家庭染み抜きです。
簡単しみ抜き方法を紹介しましょう!
まずは台所用洗剤を取り出して…
シミの場所にチョンと付け、歯ブラシでゴシゴシします。
この歯ブラシによるゴシゴシは生地を傷めないようにするのが大事。
子供服なら多少ゴシゴシとしても大丈夫ですが、基本的には上からトントンするイメージの方が安全です。とにかくここで生地を傷めないように気を付けましょう。
もし台所用洗剤だけでシミが落ちればラッキーですが、インク系のシミはそんな甘くない。そこで次に「セスキ炭酸ソーダ」を使います。これは100均でも売っているアルカリ剤。セスキ炭酸ソーダではなく重曹でもOKです。
セスキ炭酸ソーダーをシミにふりかけ、次に「酸素系漂白剤」を使用します。
インク系のシミ → セスキ炭酸ソーダ → 液体の酸素系漂白剤
そしてコップに熱湯を入れて、ジャーと流します。
この熱湯は生地によってはNGの場合もあります。色が出そうなもの、デリケートな衣類の場合は推奨できません。一般的な子供服ならほぼOkな場合が多いです。
ここでアルカリ濃度を測ってみると、pHは12ほど。強アルカリです。
今回の染み抜きは、ここを何度も繰り返しました。要するに…
「セスキ炭酸ソーダ」 → 「液体の酸素系漂白剤」 → 「熱湯」
熱が冷めだすと、「熱湯」をかけ、アルカリ剤(セスキ炭酸ソーダ)&漂白剤を追加する。熱とアルカリと酸素系漂白剤の力を使った染み抜き方法です。
所用した時間は30分ほど。
そして…
見た目でシミが消えていたので一度簡単に濯いで、洗面所に水をはって「クエン酸」を入れました。これは中和の為です。
これで染み抜きは終了。
如何でしょうか?こんな感じです。
インク系のシミは簡単でない場合が多く、正直に言えばキレイに落とせるか100%の自信は無かったけど、やってみると簡単にキレイに落とせました。
やはりアルカリの力をUPさせ、温度も加えると効果的ですね。この染み抜き方法は食べこぼしなど色々と代用できますので覚えておくと便利ですよ!!