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【実践】血液のシミの落とし方!血液のしみ抜き方法のコツ

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血液のシミの落とし方 

※今回は血液のシミ抜きと言う事で、少しリアルな画像な画像になります。必要のない方は見ない方が良いかもしれません。

洗濯では落ちないシミの代表的な存在である血液。この血液のシミはどんなに注意していても付いてしまう事があります。不意に怪我する時もあれば、鼻血が出てしまうこともある。生理による血液のシミもあるでしょう。では血液のシミの落とし方を紹介しましょう。

しみ抜きの目安!手ごわそう

この血液は私が抜歯(親不知)を抜いた時に、血が止まらず…「あぁ~これはシミ抜きの良い練習になる」とわざとタオルに付けた血液です。

自分で見ても痛々しい感じがしますし、見ていて気持ちの良いものではありませんね。本当にスミマセン…。



でも、血液のシミで困っている方もあるはず!

この染み抜き方法が参考になればと思いますが、全てがこの方法で落ちるわけではありません。あくまで一つの参考としてどうぞ。

洗濯 染み抜き 血液

さて、血液のシミは付いてスグであれば流水で落ちます。

だから「あっ!血が付いた」と分かった時はスグに洗い流しましょう。血液は乾くと落ちません。ここは大事なポイントですので、覚えておくと便利です。

Point!

●血液は乾く前は流水で簡単

●血液は乾くと厄介なシミに変身


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血液の染み抜き実践です!

今回は実験を意識しましたので、タオルに血液を付けて3日ほど放置してみました。

赤い血は黒く変色しています。血液のシミは簡単には落ちないので、大胆な方法で染み抜きをして行きます。

洗濯 染み抜き 血液

まずはセスキ炭酸ソーダを使います。これは100均で購入したものです。

洗濯 染み抜き 血液

この下の画像では分かりにくいかもしれませんが、ドバッと「セスキ炭酸ソーダ」をふりかけました。血液の赤黒い色が消えてしまうほど、白い粉末で覆い隠した感じです。

洗濯 染み抜き 血液

そこに液体の酸素系漂白剤をキャップ2杯ほどかけました。

この量に関しては適性の量は何とも分かりません。ただ、酸素系漂白剤も通常より量を多めにした方が効果は高いはずとの判断で2~3倍の量を使用しています。

※ただし、デリケートな衣類の場合、通常より多い量を使う事で脱色は風合いが変わってしまうかもしれません。失敗が不安な場合は自分で染み抜きは止め、クリーニング店に相談をして下さい。
(衛生上の問題で断られる可能性もあります)

洗濯 染み抜き 血液

この「セスキ炭酸ソーダ」と「液体の酸素系漂白剤」を血液のシミにかけ、30分ほど放置してみました。

今、どのような状態かと言えば、漂白剤にアルカリ剤を入れて、シミを取っていると考えて下さい。例えば試験紙でチェックしてみると…

洗濯 染み抜き 血液

かなり強アルカリの状態です。

この強アルカリの状態は、セスキ炭酸ソーダをたっぷり入れた効果によるもの(液体の酸素系漂白剤自体は弱酸性になります)。つまり!このアルカリの力が血液のシミを落としてくれるのです。今回は血液ですが、この方法は食べこぼしやガンコなシミ全般にとても有効的。

ただし前述した通り、衣類にも負担がかかってしまうので、強い染み抜き方法はリスクとの背中合わせと思って何でもかんでもこの方法と言うのはキケンでしょう。

血液のシミ=酸素系漂白剤+アルカリ+熱

ここまでは「酸素系漂白剤」と「アルカリ剤(セスキ炭酸ソーダ)」をシミにつけて30分ほど放置した状態ですが、これだけでは血液のシミは落ちません。

次に熱をかけます。40度ほどのお湯をかけ、再び30分ほど放置して下さい。

洗濯 染み抜き 血液

ここで「おやおや?血液に熱ってタブーじゃないの?」と言う人があるかもしれませんね。ネットで血液のシミの落とし方を調べたら「熱はNG」と書かれているのを見かけます。確かに、それは間違いではありませんが、正しくもありません。

血液にお湯って大丈夫?

はい!大丈夫です。大切なのは使用する温度です。冷静に考えてみて下さい。人間の体温って36度ほどですよね。高熱を出したら40度って場合もあるでしょう。要するに血液のシミ抜きでお湯を使う場合も40度位までなら平気なのです。

だから血液のシミ抜きは「液体の酸素系漂白剤」+「セスキ炭酸ソーダ」+「40度ほどのお湯」を使ってみましょう。ほら、シミは落ちているでしょ!!

洗濯 染み抜き 血液

ただ写真では分かりにくいですが、よく見れば少し残っています。これを取るか取らないかは考え方によると思いますが、私はここまで取れたら十分と思っています。見た目では殆ど分かりません。

もし完全に落としたいなら、同じ作業を何度も繰り返すのみです。今回は「平温で30分」+「お湯で30分」としましたが、更にお湯で「30分」を繰り返すと、もっとキレイになりました。ただ今回は丈夫なタオルでの実験です。

デリケートな衣類の場合は、長時間も強アルカリのお湯につけるのは、ちょっとリスクが高い。血液のシミは取れても、他が脱色してしまう場合もあります。思い切ってやり切るも良し、途中で「これで十分OK」と判断するのも大事です。無理は禁物です。

子供の体操着に付いた怪我による血液のシミ、Yシャツに付いた鼻血、生理による下着のシミなどは、この方法でやってもある程度大丈夫かもしれませんね。ただし色柄物のブラウス、ネクタイなどの場合は耐久的に難しいケースが多そうです。

【重要ポイント】

家庭でのシミ抜きは、慣れている方は「落とせる」「これ以上はダメ」と引き際が分かるので問題ありません。しかし、不慣れな方は「やりすぎて生地を傷める」ケースが多々あります。

もしも、難しいと感じる場合は、無理をせずクリーニングに出しましょう。

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