セーターについたイチゴのシミ落とし方
子供の服はいつもシミだらけ。元気な証と微笑ましくもあるが親としては大変。シミの度にクリーニングに出すなんて考えたらゾッとしますね。そんな事をしていたら家計は火の車です。そこで何とか自分でシミを落とす方法を考えたい。
そこで今回は子供のセーターについたイチゴのシミの落とし方に関して。イチゴの染み抜き方法は当サイトでも既に紹介し、イチゴ染み抜き実践編でも紹介しました。
今回はセーターの場合はどうしたら良いの?と言う視点です。
基本的に染み抜き方法は一緒です。
台所用洗剤→酸素系漂白剤と言う流れ。ただし、ここではセスキ炭酸ソーダや重曹などのアルカリ剤は使用していません。
シミが強い場合は使うと思いますが、出来るだけウールの場合はアルカリを使わずに染み抜きをしたい。アルカリを使って強い染み抜きをすると、ウール本来が持つ油分が抜け、カサカサした感じになってしまう恐れがあります。
基本的にウールは水に漬けて、その中で摩擦を起こさなければ縮みません。
約10分ほど…
漬けこんでみました。
シミの場所はセーターの素材に対し、歯ブラシでゴシゴシは出来ないので、手でモミモミとしてみました。優しく何度もモミモミして、そして3回ほど優しく濯ぐ。
台所用洗剤を使用していましたので、余分目に濯ぎ、そして手でギューっと絞ってからハンガー2本を利用して干してみました。
干し方はどんな方法でも大丈夫。ただ気を付けるのは、水にぬれた重みで服が伸びないように気を付ける事。台に置いて平干しでも大丈夫です。
セーターを洗うのは、洗う時以上に干し方に気を付けましょう。そしてシミは殆ど落ちました。よく見るとほんの少し残っていますが、普通に見ても全く分かりません。基本的にこれで十分です。特に子供服は、また汚して戻って来ますので…。
果物の果汁のシミの中でもベリー系のシミは簡単には落ちません。イチゴのシミ、ブルーベリーのシミは難易度が高いです。
でも、今回紹介したように家庭で落とせないシミではありません。それがセーターであっても同じです。ただセーターの場合は時間をかけて丁寧に、ゆっくりしみ抜きをしないと生地を傷めてしまいますので面倒です。
家庭染み抜きのコツは、一度にパッと落とせるものではないと言う根気。特にデリケートな素材は根気が大切です。