宅配クリーニングおすすめランキング2022
厚生労働省の調べによると、2020年度のクリーニングの施設数は81,541軒だったそう。その数は年々減少傾向とされていますが、コンビニの数より多いのだとか。
確かに、街中をあるくとアチコチにクリーニング店を見かけます。どの店が良いのか?安心して出せるのか?品質が良いのか?気になりますね。
どうしても、クリーニングは店によって品質が異なります。
そこで、クリーニング師の目線で、おすすめのクリーニング店を紹介してみましょう。
宅配クリーニング おすすめランキング!
まずは宅配クリーニングの「おすすめランキング」からです。
クリーニング店の評価の仕方は色々です。人によって長所の判断も異なります。ここでは「便利性」「値段」「評判」を重視し、このランキングを決めました。
おすすめランキング1位
このランキングで「リネット」を1位にした理由は、単品で出せること、仕上がりが早いこと、そしてコールセンター&相談窓口の存在です。
とにかく気軽に利用出来て、仕組みも簡単で分かりやすい。
そして、初回利用の割引特典ありも嬉しい!
染み抜きや技術面で言えば、もっと品質の高い店はあると思います。しかし、全体のバランス、適正な価格、サービス、満足度で見ると、やっぱり一番ですね。
高額で高品質の尖った店より、庶民的な目線で使いやすく、便利で安心出来る店を1位に選びました。ここは本当におすすめです!
<クリーニング店の選び方のコツ>
●初回割引特典がある店
⇒ 宅配クリーニング「リネット」
●セット価格、ダウンが安く出せる店
⇒「ホワイト急便」
●シミ抜き無料の店(特殊なシミも可)
⇒ 「クリーニングモンスター」
●高級ブランド服が得意な店
⇒ 「フランス屋」
●保管の品質管理が評判の店
⇒ 「ポニークリーニング」「リネット保管」
●リネット(宅配)
宅配クリーニング業界をリードする「リネット」はYシャツ1点から気軽に出せ、しかも仕上がりが早い。料金も店舗と変わらず良心的。
初回は送料無料、初回に割引特典あり、そして染み抜きも無料、30日以内の無料再仕上、満足しない場合は全額返金保証付き。コンビニからも出せるなど、人気の宅配クリーニング。
●クリーニングモンスター(宅配)
宅配クリーニング「クリーニングモンスター」は、実績と信頼のある大阪の老舗クリーニング店で、大阪府技術衛生知事賞受賞の店です。
国内最高峰の染み抜き技法不入流の技術を習得しています。
しかも、不入流直伝の特殊シミ抜き無料、特殊ウェット加工無料、汗抜き加工無料、リンス艶出し加工無料、毛玉取り無料、往復送料無料とスゴイ。
●ホワイト急便(宅配)
日本全国に店舗ある「ホワイト急便」。早い、安い、美しいがモットー。リーズナブルで満足品質、信頼感も抜群のクリーニング店の一つ。
寝具の宅配は有名で、羽毛布団などのクリーニングはおすすめです。
また、10点コース(保管なし)を利用するとダウンのクリーニングが一着単位1,000円以下に。(ダウンのクリーニング代は3,000円以上が一般的)で出せます。
●ポニークリーニング(宅配)
「ポニークリーニング」は自社工場で徹底管理の業界大手。
最大9ヶ月の保管サービス、染み抜き無料、往復送料無料、汗抜き、黄ばみ防止、抗菌加工、ウイルスガード加工など、他店とは一味違うサービスが魅力的です。
特に保管はセキュリティ完備で24時間空調管理された清潔な空間で安心。
●フランス屋(宅配)
低価格で高品質!それが「フランス屋」です。
関西を中心に実店舗数230以上、業界のカリスマ的存在で、かつて多くのクリーニング店が模範にした店。その技術が宅配で全国で利用出来るように。
職人による無料染み抜きが評判。往復の送料無料、30日間の再仕上無料など安定した安心感が特徴です。5点セットから利用が出来ます。
●リコーベ(宅配)
職人一人あたり約10名限定の「リコーベ」。細かい部分もしっかり丁寧に目をかける極上のサービスが評判。染み抜き無料、送料無料。
保管サービス付きで、人気急上昇の宅配サービスです。
次は、クリーニング店の選び方のポイントに関してです。
良質なクリーニング店の選び方のポイント(宅配&店舗)
お店を選ぶ時は値段で決めたくなります。やはり安い方が良いですね!
確かに、料金が安いと聞けばお得感がありますが、クリーニングは安さだけで判断すると失敗する場合があるので気を付けましょう。
どうしても、適切なサービスには一定のコストが不可欠です。お気に入りの服を長く着用したいなら、値段だけで判断しては行けません。
とは言え、どの店が安心なのか判断は難しいですね。
●再仕上の有無をチェック!
そこで一つの判断基準となるのが…
仕上がりに納得出来なかった場合に「再仕上け」の有無です。
例えば、宅配クリーニング「リネット」だと、お届け日から30日以内(通常会員は7日以内)の申請で再仕上が無料となっています。このようなサービスを普通に行っているお店を選ぶのが安心です。
●仕上がり日をチェック!
店舗に出す場合は、基本的に翌日仕上げの店が安心です。衣類を出す時に、必ず仕上がり日を確認しておきましょう。
その服が特殊なデザインであったり、皮革製品、着物、合皮、毛皮のファーが付いているなどは対象外です。普通の衣類で仕上がりに数日かかる場合は理由を確認しましょう。
仕上がりが遅い店は、丁寧に洗って仕上げているのではなく、作業効率が悪い可能性があります。つまり、洗い始めるまで数日放置している可能性も…。
自宅の洗濯をイメージして下さい。洗って乾くまで1日もかかりますか?基本は同じ。翌日に仕上がらない店は「なんで?」と考えてみましょう。
●ニオイをチェック!
もしかすると、ココが一番重要かもしれません。衛生面です。
クリーニング店では、ドライクリーニングと水洗いといった洗い方があります。クリーニング店は汚れや服の素材、デザインに応じて洗い方を決めています。
例えば、汗などの汚れは水洗いです。これは家庭の洗い方と基本的には同じ。そしてドライクリーニングは、油や皮脂などの油性の汚れを落とし、型崩れも起きにくい洗い方になります。
水洗いは排水出来ますが、ドライクリーニングは有機溶剤(例えば石油系)は排水が出来ません。フィルターでろ過して再利用します。
ここでキチンとろ過せず、汚れた溶剤を繰り返した場合…
逆汚染が発生します。このような店は無いと信じたいですが、最悪なケースでは、クリーニングに出すことで余計に汚れる可能性すらあります。ニオイでほぼ分かりますが…。
クリーニングに出して戻って来たら、まずはニオイを確認しましょう。一度でも悪臭を感じたら、二度とその店は利用しない方が衛生的です。
ただし…
時々、感想不足でニオイがしている場合があります。乾燥不足も絶対にしてはいけないミスなのですが、これは不衛生とは違います。
とは言え、感想不足は化学火傷などの原因になりキケンです。
最悪の場合…、通気性の悪い合皮のジャケットなどで乾燥不足によって、皮膚が赤く炎症した事例も過去にはあるはずです。
乾燥不足の場合、干しておくと気発してニオイは消えます。消えなければ、溶剤が汚くて逆汚染しているかもしれません。
いずれにせよ、クリーニング後に異臭がしたら要注意です。
●店舗の広さをチェック
店舗に出す場合、そのお店の広さもチェックしておいた方が安心です。狭い店より広くスペースに余裕ある店の方が安心出来ます。
その主な理由は2つあり、①は店が狭いと、仕上がった服がギューギュー詰めに保管されてしまうこと。②は洗う前の服とクリーニング後の服の距離が近くなることです。
この場合②の方が深刻で、クリーニング前の服は当然ですが汚いです。どんな汚れか、どんな状態か分かりません。もしかするとダニがいる可能性もあります。
洗濯前の服とクリーニング後の服が近いと心配になります。 ただ、お店の店員さんが優れてて、上手に分別している店もあるので、一概には言えません。
●保管は管理体制をチェック
最近は保管サービスが人気になっています。でも、保管でクリーニングに出す場合は、その店がどのような環境で保管しているのか公開している店を選ぶのが安心です。
例えば、「ポニークリーニング」では、セキュリティ完備で24時間空調管理された清潔な空間での保管です。やはり大手は安心ですね。