赤いインクのシミ落とし方
ある忙しくしてる時の事… 子供が服にシミを付けたので落として欲しいと言ってきました。よく見ると、つい先日、蛍光ペンのシミを取ったばかりの服だった。
今は忙しくしているから今度でも良いか?と言うと「この服はお気に入りなのに」と不機嫌な顔になる。困ったものです…。
よく見れば数ケ所にシミが点々とある。「何のシミ?」と聞いたら「知らん」と言う。黄色いシミは、おそらく食べこぼし。
問題は赤いシミ。何かのインクに見える。小さいが少し手ごわそう。
とにかく時間が無かったので、とにかく簡単な方法ですることにした。染み抜き方法はいつもと同じ方法です。
台所用洗剤→アルカリ剤→酸素系漂白剤→加熱
世の中には色んな染み抜き方法が紹介されていて、油性のシミはこう。水性のシミはこうと、色々あるけど、結局はこの「台所用洗剤」→「アルカリ剤」→「酸素系漂白剤」→「加熱」と言った手段が簡単で最も効果的。
まずは台所用洗剤をシミに付け、歯ブラシでゴシゴシする。
子供服なので多少強くゴシゴシしても大丈夫。この時点で食べこぼしの黄色いシミは薄くなる。しかし赤いシミは全く変化しない。
そこで酸素系漂白剤とセスキ炭酸ソーダ(アルカリ剤)をシミの場所にかけ
少し危険な方法かもしれないが、ポットから熱湯をコップに入れ、シミの場所に3~4杯かけて加熱。そして本当は熱湯を使って放置は良くないけど、子供服だから大丈夫だろうと言う気持ちもあり、30分ほどそのまま放置した。
そして、そのまま洗濯機に入れて他の服と一緒に洗って取り出したら…
思っていた以上にキレイに落ちていました。
厳密に言えば、薄く残っていますが、この程度なら問題ないでしょう。どうせスグに汚したと戻って来るに違いない(笑)
今回は子供服と言う事もあって、少し大胆な方法でシミ抜きをしました。何が大胆かと言えば熱湯をかけた事、放置した事です。この方法は実に効果的ですが衣類が傷むリスクもあるのでデリケートな衣類には不適切な方法です。一般的な子供服には8割OKです。