服についたカレーのシミの落とし方
服についたカレーのシミは簡単ではないけど、家庭で落とすことのできるシミ。服についてスグであれば流水だけでOKです。早ければ台所用洗剤だけで落ちきれる場合もありますが、基本的に漂白の染み抜きが必要になります。
応急処置方法(服についた時)
外出先で服にカレーのシミをつけてしまった場合、まずはタオルやテッシュなどで固形物を取り除き、水分を十分に吸い取りましょう。
そしてタオルに水を含み、シミ部分に押し当てます。要するに応急処置としてシミの濃度を出来るだけ薄くしておきましょう。これでシミが落ちればラッキーですし、仮に残っても自宅での染み抜きが断然楽になります。
カレーのしみ抜きに使うもの
「台所用洗剤」
普段の食器洗いで使っているものでOKです。
「液体タイプ酸素系漂白剤」
塩素系は× 酸素系を使います。
「セスキ炭酸ソーダ」
アルカリ剤です。これでパワーアップ!
「クエン酸」
最後に酸性でアルカリを中和します。
クリーニング屋さんで使っている染み抜き剤は、一般の洗剤より圧倒的に落ちやすいです。楽天で同じようなシミ抜き剤が買えますのでラクしたい方にはおすすめ!
カレーの染み抜き方法
① 台所用洗剤で染み抜き
シミ部分に「台所用洗剤」をつけ歯ブラシでトントンします。ゴシゴシ擦って生地を痛めないように注意しましょう。台所洗剤だけでシミが落ちていたら終了です。もしまだシミが残っていたら次のステップ(漂白の染み抜き)に進みます。
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② 酸素系漂白剤を使った染み抜き
残っているシミに「セスキ炭酸ソーダ(アルカリ剤)」をふりかけ、「液体の酸素系漂白剤」を大さじ一杯分ほどシミにかけます。(セスキ炭酸ソーダでなく重層でもOK)
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④ 加熱します
漂白とアルカリ剤をシミにつけたら、次は加熱します。加熱方法はドライヤーでも、コップに熱湯を入れかけてもOK。5分~10分ほど熱をかけるのが効果的。火傷などに注意。
ここでのポイントは、熱をかけて少し待つ事。
ただし、デリケートな衣類の場合は短時間にする、温度を下げる。もしくは漂泊の染み抜きをしないように注意して下さい。
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⑤ 中和する
アルカリ→加熱の後は中和です。アルカリ剤を使用しているので、仮にシミが落ちてもココで終わると、時間の経過と共に新たなシミ(赤茶けたシミ)が発生したり生地が弱ったりする可能性があります。
中和の仕方は簡単。「クエン酸水」(粉末のクエン酸を水で薄めたもの)をシミ部分に流し込むだけ。この時に少し泡が出る場合があるけど気にしなくて大丈夫。
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⑥ シミが残っていた場合
以上の①~⑤で染み抜き工程は終了です。
ただし、1度では落ちませんので同じ作業を繰り返してみましょう。ここが家庭染み抜きの大きなコツ!基本的にシミ抜きは繰り返しが必要です。しみ抜きを何回か続け、薄くなり続ける限り、その染み抜き方法は効果があると言う事です。
ただし、無理して服の生地を傷めたり脱色しないように気を付けましょう。
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⑦ 最後に
もしシミが取れていたら、念のために洗濯機で洗うようにしましょう。ここで洗うのは洗剤の残留をなくすためです。既にクエン酸で中和していますが、念には念を入れて洗った方が安心です。衣類にアルカリが残っていると後に変色や生地の劣化の原因になります。
【注意点】
水洗い出来ない衣類は家庭で染み抜きは出来ません。また文中にも書いていますが、染み抜きによって生地を傷めたり脱色する場合もあります。
難しい場合は無理をせず、クリーニング店に依頼しましょう。
漂白剤を使うシミ抜き事例はコチラ!
【重要ポイント】
家庭でのシミ抜きは、慣れている方は「落とせる」「これ以上はダメ」と引き際が分かるので問題ありません。しかし、不慣れな方は「やりすぎて生地を傷める」ケースが多々あります。
もしも、難しいと感じる場合は、無理をせずクリーニングに出しましょう。
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