服についた油を取る方法!
普段の生活の中で服に油がついてシミになるケースは多々あります。シミが付いたら水で落とすという場合も油は水では落ちません。「水と油」なんて言葉があるように相性が悪い。
服に油が付いてしまった場合は、何をするのが一番良いのでしょうか?
ネットで落とし方を検索すると台所用洗剤、クレンジングオイルが出てきます。
ハッキリ言いますが、クレンジングオイルの出番は殆どありません。クレンジングオイルを使う場合は化粧品でのシミの場合だけで、食べこぼしの場合は基本不要です。
って言うか、使っても良いけど…面倒なだけなのです。
油シミにクレンジングオイルは必要?
食べ物に使う油のシミの場合、クレンジングオイルの使用は不要です。理由は台所用洗剤だけで落ちるからです。もし落ちない場合は、酸素系漂白剤を使いましょう。
要するに…
台所用洗剤⇒酸素系漂白剤+セスキ炭酸ソーダ⇒クエン酸⇒すすぐ。
この流れが最も効果的なのです。
もちろん、家庭染み抜きにおいて、クレンジングオイルを使う場合があります。それは化粧品のシミの場合は台所用洗剤だけでなく、クレンジングオイルを使う方が効果的です。
このクレンジングオイルを使う場合も注意しないくてはいけないのが、クレンジングオイル自体が油であるとうこと。要するにクレンジングの油も落とさないと行けません。
このクレンジングオイルの油は台所用洗剤で簡単に落ちますが、食べこぼしのシミにクレンジングオイルを使う意味は…あまり分からないと言うのが正直な感想です。
その方法って、「単に面倒ではないの?」と…。
もちろん、時には有効なケースもあるでしょうが、油のシミの落とし方を紹介しているサイトを見ると「クレンジングオイル」を紹介している事が多く、それって本当に知っていて紹介ているのだろうか?
そのように感じる場合があります。
過去に、染み抜き本の監修に協力した事がありますが、出版物の場合はどうしても、台所用洗剤だけでは内容のボリュームが弱く、「他にも効果的なモノを…」とリクエストされる場合があります。
油と言っても、色んな油がありますので、時には台所用洗剤だけでなく、クレンジングオイル、シンナーなどが効果的な場合がありますので、ラインナップに入れていますが、その引用をそのまま使ているサイトが多いようです。
食べこぼしのシミに、クレンジングオイルを使うのは、作業を一つ増やしているだけの可能性があります。マイナスにはならないと思いますが、
私から見れば面倒臭い方法かと…。
油のシミのまとめ…
油のシミと言っても色々ありますが、食べこぼしのシミの場合は、基本的には台所用洗剤だけでOKです。その油のシミに色素(カレー、ソース、、ケチャップなど)のある調味料が含まれている場合、頑固そうに感じる場合は、簡単には落ちません。
その場合はクレンジングオイルを使用するのではなく…
酸素系漂白剤、セスキ炭酸ソーダ(もしくは重層)、クエン酸を使ったしみ抜きを行いましょう。その方が圧倒的に簡単に落とすことが出来ます。