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クリーニング店へのクレームの仕方(3)SNSの上手な使い方

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クリーニング店の話

クリーニング店へのクレームの仕方(3

クリーニング店を利用して「え?何コレ」って経験はありませんか?

キレイになっていない、キズが付いた、スレがある、縮んだ、伸びた、クリーニングに出す前より状態が悪くなっているなど…。

そんな時の「クリーニング店」へのクレームをココで紹介しています。

ここで書く内容が必ずしも正しいとは限りませんが、一例として参考になれば幸いです。もししっかり読みたいと言う場合は Yシャツ変色事例よりご覧ください。



●Yシャツが赤茶けて変色している事例

●クリーニング後に穴を見つけたら?

●消費者センターに相談したらどうなる?

●クリーニング賠償基準って?


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※クリーニング師監修

●簡単で便利。業界一番人気!
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クリーニング店の方へ

もっと良い解決方法は無いのか?

前ページで「クリーニング賠償基準」や「消費者センター」に相談したケースを紹介しましたが、ここではより掘り下げてもしクリーニングに出した衣類にトラブルがあった場合、何をするのが得策かを考えてみましょう。

とにかく問題に気付いた段階スグお店に行く事です。

クリーニングのクレーム

もし前回紹介した事例のYシャツのように、仮に1年前のモノでも持って行きましょう。

ただし、一度でも着用したらダメです。伝票が無くても、シャツにタック(番号)が付いていたら大丈夫。仮にタックが無くても未着用なら行くべきです。

ただし、苦情に向き合うか向き合わないかは、クリーニング店の姿勢一つ。

この事例のシャツのようなケースはクリーニング店に原因があると考えられるので、クリーニング店は解決すべきです。

とは言え、消費者側の落ち度としては、スグに気が付かなかったということ。1年以上経つと対応してくれないケースもあり得ます。

【考察】

※この赤茶けたYシャツの事例は、時間の経過と共に浮き出て変色していると考えられるので、スグに気付かないのもあるでしょう。

このケースでは、1年経過していても、対応してくれる可能性があります。理由は、プロが見れば何が原因で起きているか大体わかるからです。この状況で対応してくれない場合、不誠実な店と私は思います。次回からの利用は止めた方が良いかも…。

適切に正直に向き合ってくれたら解決も早いですが、向き合ってくれない場合や、常識的な視点で見て、全く納得できない場合もあるでしょう。

そんな時は、納得いくまでやれ!

です。もちろん、誠実に対応してくれるなら、誠実に向き合うべき。

不誠実なら、営業妨害と思われても、何度も何度も受付に行って、直接「納得いかない」事を伝えるべきと私は思います。

他のお客さんを巻き込んでも私は良いと思います。現実に起きている事を広く見てもらうと言う意味では正々堂々と意見すべきと考えています。

「話を聞いてください。間違っていませんか?」と。誠実に対応してくれてないから泣き寝入り?そんなバカな!と思いませんか?

クリーニングトラブル

仮に…

「クリーニング事故賠償基準」で金額が出た場合も、ABCとある中で「C」と判断されたなら、明らかにCと判断される状態の服なら仕方ないですが、納得できない時は徹底的に交渉すべきです。

(このABCに関しては前回の内容で確認下さい)

もし、あなたが間違っていないなら、声を上げても良いでしょう。「あなたの店は間違っている。不誠実ではありませんか?」と、ハッキリ伝え意思表示をするべきなのです。

ただし誤解してはいけません。ここでSNSを使って店名を出して批判するのはNGです。逆にあなたがモラルに反します。

常識を逸した手段は脅迫になる場合もあります。感情的にならないように要注意。

クレームに全額弁償ってあるの?

ここで基本的な事を言います。クリーニングで衣類の風合いが変わったり、着用不可能になってしまった場合でも、全額の弁償はあり得ません。悔しいけど、全額はあり得ません。

もし全額弁償があるとすれば、クリーニング店が衣類を紛失してしまった場合のみ。紛失だけが全額弁償になります。

クリーニングトラブル

物には価値があります。一度でも着用すれば中古品です。一度も着用していなくとも、人に手に渡った段階で新品ではありません。

更に言えば、2年前に購入したとしても、それが4年前に製造されたものなら4年前の製品として換算されます。数万円のスーツが数百円の価値になってしまう場合だってあります。

仮に、未着用で2年前に買ったスーツ、それが実は4年前に製造されたものである場合は、「クリーニング事故賠償基準」で「A級」で判定になるも48ヶ月で見たら21%の10,500円。しっかり着用して「C級」の判定なら1,500円。

それが現実です。

これを知った上で、トラブルになった場合、どう対処するのが一番メリットがあるかを考えると良いでしょう。

ヤクザの親分からのクレームの話

話は脱線しますが、あるヤクザの親分からのクレームの話。想像するだけでヒヤッとしますが、親分さんはイメージより実は紳士的。大声で怒鳴ったり、子分が出て来て脅したり、でも実際にはそんな事はないそうです。

穏やかな口調で、目をそらさず、ジッと見つめながら一言。

「おたくが起こした問題や、誠意をみせて下さい」

この一言。

弁償やら、値段はナンボで…など何も言いません。

怒りもせず、静かに一言。誠意を見せての言葉は深く響きます。逆に怖い。この特に要求しないのがポイントです。

クリーニング店の対応に納得できない時の最終手段

誠実な対応をしてくれる店には誠実に。不誠実な店とは徹底的に戦うのも良し。ただし「弁償しろ」と凄むと恐喝になる場合があるので要注意。

事実を伝え、ヤクザの親分さんのように「誠意ある対応をお願いします」で交渉は十分です。

ハッキリ伝えた後は、クリーニング店の回答を待ち、それで納得できない場合は、納得できないと伝え、クレームとして手渡した衣類は解決するまで決して受け取らない。

クリーニングトラブル

受け取ってしまうと、クリーニング店は解決したと勝手に判断してしまう場合があるので要注意。受け取らない=納得できないの意思表示。

あなたが間違っていないなら、簡単に屈さずに交渉を続けてみましょう。

※色々な考え方があると思います。選択肢の一つとしてご参考下さい。これが正解例ではありません。

クレーム時の上手なSNSの考え方

クリーニング店にとって最も困るのは、評判が落ちる事。最近はSNSの普及のお蔭で不誠実な対応はお店側の命取りになる時代になりました。かと言って、変な投稿をすれば炎上し自らの首を絞めてしまいます。

どうしても納得できない時は、周囲を巻き込んでSNSでと言う手段もあるでしょうが、軽はずみにしてはいけません。

店舗名や人物を特定した書き込みは絶対にしてはいけません。

クリーニングトラブル

もしするなら…

モラルに反することなく「クリーニングに出したら、こんな事になった」と事実だけを書き、店などは特定させず、事柄に対し多くの意見をもらい、周囲の反応を拾うまで。怒りに任せて行動してはいけません。

その周囲の反応をクリーニング店に見せて「世間の反応はこれ」と見せるのも手段の一つ。世間を味方に付ける方法は、誹謗中傷にならないように行うのが大切です。

とにかく相手が不誠実なら、真っ向勝負もアリでしょう。

しかし、あなた自身が不誠実で非常識な手段を取らないように。感情的にならないように気を付けて下さい。

以上、参考になれば幸いです。

●Yシャツが赤茶けて変色している事例

●クリーニング後に穴を見つけたら?

●消費者センターに相談したらどうなる?

●クリーニング賠償基準って?