油のシミの落とし方
気が付けば洋服にシミが付いていた!なんて経験は誰にでもあると思います。特に多いのがラーメンやパスタを食べている時の飛び跳ね、焼肉の脂など、意識しててもシミはやって来る場合があります。これって本当に憂鬱な気分になりますね。
そんな時、ちょっとした応急処置や油のシミの落とし方を知っていると便利ですよ。そこで今回は、その対策に関して紹介しましょう。
食べこぼしは、油性のシミ?水溶性のシミ?
本題に入る前に、シミには大きく分けて「油性」と「水溶性」があると言うのが定説と言われています。ネットで「染み抜き方法」を検索しても、油性のシミの落とし方、水溶性のシミの落とし方と別れて書かれているのを頻繁に目にします。
それって正しいの?
シミの種類を「油性」「水溶性」とキレイに分類出来ない。確かにジュースやビールは明らかに水溶性と言えるでしょう。
しかし、醤油は?ソースは?味噌汁は?ラーメンの汁は?これらのシミには「油性」も「水溶性」も混じっているはずです。
何が言いたいのかと言えば、あまり深く考える必要はない!って事です。食べこぼしのシミは「油性」も「水溶性」考えず、常に同じ対処法でOK。簡単に考えましょう。
洋服に油のシミを付けてしまった時の応急処置
食べ物が飛び跳ねたり、こぼしてしまった場合、油性だろうが何だろうが、スグなら流水で流すだけで殆ど落とすことが出来ます。
もちろん、オリーブオイルをこぼしたと言った極端なケースは別として、ケチャップやカレーなどはスグであれば流水で十分です。
でも、時と場合によっては流水が使えなかったり、流水を使っても油分が残って見えると言う場合もあるでしょう。そんな時は「台所用洗剤」を少し使えば一発解決です。
もし出先のレストランや喫茶店でシミを付けてしまったなら、店員さんに濡れタオル、もしくはハンカチにキッチンにある洗剤を少しだけ含ませてもらうようにお願いすると良いでしょう。目の前でお客さんがシミを作って、洗剤をNOと言う店はまずありません。
Point!
●食べこぼしはスグなら流水でOK
●油分が残れば台所用洗剤
●出先なら店員さんに洗剤を借りる
ただ、応急処置で気を付けないと行けないのは最初に乾いたテッシュやタオルで表面的なシミを取り除いたり吸収させておくことです。そのチョットした作業をするだけで、油のシミの落ち具合はグッと上がります。
簡単に出来る食べこぼしの染み抜き方法は別ページで紹介しています。
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